大寒波の襲来です。ここ、茨城県筑西市でも最低気温は連日のマイナス。5cmほどの立派な霜柱が見られます。冬野菜の成長もピタリと止まってしまいました。でも、ひとつだけいいことがあります。「にんじん」です。レインボーフューチャーでは、霜にあてたにんじんを『寒締めフルーツにんじん』と呼んでいます。12月には収穫できる大きさに育ったにんじんをそのまま畑においておきます。にんじんを霜にあてることによって、甘味と旨味がしっかりと凝縮されます。寒締めほうれん草の栽培と似ています。しかも3~5年間肥料も入れない無施肥の圃場です。そしてもちろん無農薬です。生産性や経営の視点からみたら、はっきり言って効率はよくありません。にんじんを1カ月以上畑に寝かせるよりも、すぐに収穫をして新しい作付けをした方が効率は良いわけですから。
レインボーフューチャーの『寒締めフルーツにんじん』は、もちろんそのままの生野菜としても、コールドプレスジュースの素材としても、ストレートタイプのロングライフジュースにしても、自信をもっておすすめできます。はっきり言ってほかのモノとは違うんです。甘味(ただ単に甘さを追求するのではありません)と旨味(奥行き感)のバランス、そしてえぐ味や雑味がないこと。あわせてなによりも飲み口(口あたり)も重要です。昨年は各方面からも好評を頂きました。それを裏切ることもできないというプレッシャーもありますが、現時点では「いい感じのにんじん」になっています。
今月末にはお待たせしている『寒締めフルーツにんじん』のストレートタイプのジュースをつくります。みなさま、どうぞよろしくお願いします!